Principality of Zeon
Mass production type Amphibious mobile suit
MSM-04'ACGUY'

楽しい考察ごっこ

ジオン水泳部のアイドルだが運用理念が一番ひねりにくい機体である。高い隠密性と言っても歩くだけで地震が起きるであろう20メートルの巨人がステルスコート位で目立たない筈がなくで。
無理やり考えると連邦に研究されつくされたザク2の延長線上の技術で作られ潜入工作後の撤退時に放棄し鹵獲されても惜しくない機体であり両腕のアイアンネイル、ミサイルランチャー、魚雷発射管といった無闇に豊富なオプション設定やアッグシリーズといった派生機も含めて考えるといじりやすく拡張性が高い上に低コストな機体なのかなぁと。

(◀▲)いつもの部品の継ぎ目モールド彫り直しと爪をランナーで延長して研ぎ出したがABSと違いポキポキ折れるので真鍮線を打ち込んで高粘度瞬着で作ったほうがいいかもしれない(撮影中折れたし)。塗装は二階調のデジタル迷彩にしてみた。

(◀)モノアイはセリアのネイルアート用偏光パールをクリアーで溶いた物を吹き付け
(▶)膝周りは後ハメせず「塗ってかぶせてマスキングしてヤスってまた塗って」と昔ながらの方法でやったほうが楽、「スネフレームに隙間ができる」という情報があったが足首接続のポリキャップの角を面取りするときっちりハマる、

(▶)(▶▶)部品の融通を考えると足の裏のスクリューは共通規格だろうとゴッグと同じ色で塗り分け。接地面はゴムと想像、地味に塗り分けが地獄。

(◀)腕部フレキシブルベロウズリムのボールジョイントがねじ切れるという情報があったので先回りしてタミヤの3ミリ、5ミリ、8ミリパイプを組み合わせてでジグを作りこの様に軸打ち。

カラーレシピ

下地としてABSにはエアブラシでアサヒペンのプラスチックプライマーを塗布しクリアパーツ以外の全パーツにガイアノーツのサーフェイサーエヴォ(グレー)を吹き付け。(PPプライマーとクレオスの瓶サフ使い切っちゃったの)

Mrカラー(M) ガイアカラー(G) タミヤエナメル(TE) タミヤアクリル(TA) タミヤラッカー(TR)
  • 頭部、胴体、手足:
    (濃いブラウン)ダークアース(M)下地にマホガニー(M)
    (薄いブラウン)ウッドブラウン(M)下地にタン(M)
    塗装後にEX-フラットクリアープレミアム(G)
  • 関節部:
    ミディアムブルー(M)
    肘の防水カバーはエアクラフトグレー(M)と艦底色(M)で塗り分け
  • 拳カバー:
    エアクラフトグレー(M)
  • バックパック:
    ニュートラルグレー2(G)、ダクトとフレームはミディアムブルー(M)
  • 脚部ダストブーツ:
    タイヤブラック(M)
  • ウォータージェット推進器:
    シルバー(M)+クリアー(M)
  • 脚部スクリュー:
    黒鉄色(M)50%+ゴールド(M)50%
    塗装後にクリアー(M)
  • 足裏:
    ウッドブラウン(M)、タン(M)、タイヤブラック(M) 塗装後にスーパークリアーつや消し(M)
  • 頭部フレーム:
    黒鉄色(M)
  • モノアイ:
    クリアー(M)にセリアの偏光パールパウダーを混ぜる
  • 拳部バルカン砲:
    ゴールドリーフ(TE)(識者の研究でエナメルでなくラッカー系と判明)
  • 拳部アイアンネイル:
    GXウィノーブラック(M)吹付け後シルバー(M)下地に黒鉄色(M)でグラデーション
  • 拳部ミサイル:
    ダックエッググリーン(M)
  • 墨入れ:
    コピックマルチライナーのウォームグレー各種

修理記録

フレキシブルべロウズリムの外装が壊れてしまい修復しました、Togetterに纏めましたので興味のある方は こちら を御覧ください。

最後に

実験的にシルバーと黒鉄色をツールウォッシュで溶いてみたがシルバーはやめたほうが無難。膝とスネは可動のたびにかなりの応力がかかるので瞬着でなくメチクロで接着したほうがいいんでないかと。
作るの自体は楽しいキットでした。

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