大日本帝国陸軍
八九式中戦車乙型

八九式中戦車とは

1920年代後期に開発された大日本帝国陸軍の国産正式戦車第一号。とてつもなく雑な分類では初期~後期生産であるガソリンエンジン採用の甲型、最終生産型であるディーゼルエンジン採用の乙型に分けられる

(◀▲)特に何をするでもなく純正オプションのエッチング&砲身セットとモデルカステンの可動履帯、荷物、戦車兵と将校フィギュアを組み込んだ素組。砲塔のリベットのモールドが気持ちぬるいと指摘があったのでヒートペンのリベットビットで焼き直し。


(◀ ◀◀)排気管の錆は石油ストーブのボイラーと近所の農家のトラクターを参考に、排気管の熱で肉やら焼いて食べてた憲兵さんにどやされそうな不届き者な兵隊さんが居たくらいなので黒錆だったのかもしれないが。(赤錆の鉄板ではあまり食いたくないよね)


(▶)尾体に積載する荷物を塗装しウェザリングしたのだが(▶▶)缶は近所の車検屋の隅に転がっていたオイル缶を参考にしたがやりすぎたかもしれない。木箱と防水布のすり合わせとマスキングで軽く死ねた。


(◀)戦車兵と将校はクレオスのキャラクターフレッシュ2で肌を塗ってコピックでニュアンス付けしたが平たい顔族の大和民族の顔ではドイツ兵のようにはいかんなぁ。服装はタミヤ水性を下地に同系色のタミヤエナメルで。

カラーレシピ

下地として金属部にタミヤのプライマー吹いて瓶サフ1000番。

車体:クレオス帝国陸軍カラー
履帯:ミッドナイトブルー吹いた後にタミヤ水性のハルレッドやバフを吹いてメタノール流し
OVM:木部は木甲板色、金属部は陸軍カーキとタミヤエナメルのメタリックグレーとハルレッドを適当に混ぜたものを
排気管:タミヤアクリルのメタリックグレーの上に薄めた油彩のバーントアンバーを塗り茶系、オレンジのパステル粉をまぶす
荷物:タミヤ水性のカーキ、オリーブドラブ、木甲板色、ジャーマングレー、Mrカラーのミディアムブルー

油彩のローアンバーで墨入れ後にエナメルのジャーマングレーでスポンジチッピング。ガッシュのグレイッシュベージュで足回りを汚しタミヤエナメルで給油口、転輪、給水口にオイル染みと水垢を表現。

最後に

組み立て中に東日本大震災で棚から落っこちて銃架が行方不明になったためプラ材でへっぽこな再現したりクリア吹きで銘板のデカールが割れて手書きしたりと要らん手間がかかってた所に指定された可動履帯がキットの転輪と噛み合わない(AM誌でもやはり噛み合ってない)ので「まぁプロもそうだし」と思ってたら後から「可動履帯付属の転輪がいいらしい」と情報が入って後の祭りとリベンジしたいがこのキット雑誌の付録なのでリベンジのしようもないんだよね。

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